リュウジアカデミー

大アルカナ

新しい可能性の象徴、「吊られた男」

「吊られた男」はタロットのなかでも謎めいたモチーフです。
近代のタロットでは、宙吊りにされた男が謎めいた微笑をたたえている姿が描かれています。




ここから、「自己犠牲」や「高次なものへの献身」、などといった意味が引き出されています。
一方、草創期のタロットを見ると、刑罰を受けている人物が描かれていて、いたって単純なものだった可能性が高いと考えられるでしょう。

どちらにせよ、何かが逆立ちしている、宙吊りになっているという状況はそれ自体が象徴的です。

物事を異なるアングルから見ることの重要性、また先の方向が見えないときにこそ、新しい可能性が生まれつつあるということをこのカードは告げているような気がします。