リュウジアカデミー

大アルカナ

人をつき動かす運命の象徴、「運命の輪」

結婚、離婚、入学、あるいは突然のチャンスに突然の不運など、運命の転換点は誰にもやってきます。

社会学者のアンソニー・ギデンズは社会の自由度が上がり流動化するにつれて、人はさらに「運命の感覚」を強くすると述べています。
そんな運命の感覚について雄弁に語っているのが、この運命の輪のカードです。




図柄を見てみると、人がくるくるとまわる運命の車輪に縛られているのがわかります。

もし、自分の人生は自分の努力だけで築けるものであって、運命など関係がないとしたら、逆に人生は単なる偶然の集積になってしまうことでしょう。
一方で、すべてが運命の女神の支配下にあるのなら努力に意味はありません。

その矛盾した状況を人は生きていかねばならない…、ということをこの運命の輪のカードは告げているように思います。