リュウジアカデミー

大アルカナ

「時」と呼ばれていたカード、「隠者」

暗闇の中を進む老人がその行く先をランプが照らす、というのが一般的なタロットの「隠者」です。




しかし、タロットが生まれたルネサンスのころのデッキをみると、このカードは「時」と呼ばれていたことがわかります。
そのため、時間をつかさどる砂時計が歴史のなかでランプと取り間違えられた、という謎解きもされています。
いずれにしても、時間の流れを示す老人の存在がここでは重要です。

というのも、時を経てこそ生まれる知恵や成熟というものも、このカードは語っているのではないでしょうか。
「孤独」という解釈がなされることも多いようですが、私としては時間の流れの非情さや歴史の積み重ねが生む「様々な可能性」をこのカードは暗示しているように思えます。

みなさんはここから何を連想されますか?