リュウジアカデミー

大アルカナ

神の代理人、「教皇」

教皇はローマ教会の頂点に立つ存在です。

中世のヨーロッパでは、精神世界を教皇が、世俗の世界を皇帝が支配するという二重構造になっていました。
教皇の力が絶頂に達した中世では、「教皇無謬説(きょうこうむびゅうせつ)」という説まで受け入れられました。
それは、教皇は神の代理人なのだから絶対に誤りを冒さないのだという、恐るべき内容のものでした。




逆に、そうした「誤り」を正してゆく本当の意味でのスピリチュアルな力こそ、また「教皇」の札で示されるものなのでしょう。

タロットの「教皇」は、象徴的にはキリスト教のみならず、スピリチュアルな、あるいは精神的な価値を保証するもの全てを象徴します。

自分が信じるもの、大切に思うもの、生きるための意味などが問われるときに、このカードが出てくるのだと私は思います。