リュウジアカデミー

大アルカナ

奇跡を起こすもの、「奇術師」

タロットの切り札1は伝統的に「奇術師」という名称が与えられています。

魔法使いを象徴するような帽子を被った奇術師が、テーブルを前に様々な「奇跡」を起こそうとしています。
目の前の物が急に消えたり、出現したりするのです。
それは熟練の技によるトリックなのでしょうか。
あるいは、本物の超自然的な魔法なのでしょうか。




19世紀末からのオカルト的な解釈に基づくタロットでは前者の説をとります。
いくつかのセットでは「魔術師」、「賢者」といったタイトルを与えているものもあります。
いずれにしてもそれは、常識的な枠組みを超えたテクノロジーの持ち主(奇術師は手先の、魔術師は精神の力の)であることには変わりはありません。

このカードは、きっと技術や知識を磨くことによって、何か奇跡的なことが起こるということを暗示しているように思います。