リュウジアカデミー

惑星

占星術の系譜にふれる~星の実践学習者に寄せて

『サターン 土星の心理占星学』

(こちらは新装版)は、

20世紀占星術の古典。

「心理占星学」は、この本で形になりました。

占星術実践学習者は、
ぜひ読んでおくべき一冊だと
僕は考えています。

幸いなことに、現在の占星術は
「多様性」に開かれています。

現代占星術(≒心理占星術)、
伝統・古典占星術、
そしてその中の細かな分派やスタイル。

しかしわずか数十年前、1970年頃までは
19世紀末に復興した占星術がプラットホームでした。

なぜなら、かつて隆盛を誇った占星術は、
科学の発展により迷信とみなされ、一時はその歴史が
分断されていたときもあったからです。

そこからの「カンブリア爆発」したかのような現在。
多様性への展開。

すでに学びを深めている人はもちろん、
これから占星術を知っていきたいと考えて
いるみなさんにもぜひ、占星術の歴史を
一度、ひも解いていただきたいと思います。

いま、自分がどの学派の占星術を
学んでいるかに関わらず、

その系譜や、学んでいる学派と
対照的な型を知っておくことは、
自分が何を学んでいるのか、を
客観的に把握するために重要です。

そうして、頭の中にマップを作っておけば、
今後、どれだけ占星術が枝分かれしたとしても、
フラットなポジションに立ち返り、
自分を相対化できるでしょう。

その意味で、心理占星術のリズ・グリーンと
伝統占星術の復興者の一人、
オリビア・バークレーの著書は

マストで押さえておかないといけないと思っています。


日本でもすでにたくさんの書籍があるのに、
これも?と思う人もいるかもしれませんね。

しかし、ほかのジャンルでいえば、
ユング派の治療者でもフロイトはもちろん、
認知行動療法などでさえ、
できるだけ押さえておくものでしょう?

また、自分の国の文化を良いところも
悪いところも含めて知るには、
ほかの国を知ることが必要ですよね。

そんな感じだと考えてもらえれば
いいのではないかと思います。

何より、星の世界がいっそう広がり、
ますます魅力的に
見えてくるはずですから……。