エッセイ

ロンドン旅の記憶~蠍座へ移動した木星のこと


天とわれわれ人間の営みとの照応には、
不思議なものがあります。
先月、蠍座へと移動した木星について
ここ一年ほどの出来事を思い返すと、
脳裏をよぎるのが
9月にロンドンで英国のトップ占星術家、
ダービーさんと夕食をご一緒したときのこと。
この夜、大惑星の星座移動がどんどん続いていくことが話題に。
なるほどと思ったのは、木星・天秤座滞在は
悪い意味で人々を両極に分断させるほうに
働いてしまっているのでは、という指摘。
(天秤には二つの極があり、木星は拡大の意がある)
日本ではまさに、こうした社会の空気があったように思います。
ただ、今の木星は、蠍座という
心の深淵をのぞき込むような星座を移動中。
白黒つけられない、思いや事情に
どう向き合うか……といった
複雑な場面にめぐり合ったとき、
二つの立場をつなぎ合わせることができる、
そこから善きものが生まれるという
天秤座木星のメッセージを
もう一度思い出してみるのもいいかもしれませんね。
これは旅の思い出、笑

イギリスで出会った女の子が使っていたアイフォンケース。
思わず、意味知ってるの?と声かけてしもた、、笑
知ってますよーと言ってました、笑