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12星座

【星占い基礎知識】12星座の三分類・柔軟星座

【星占い基礎知識】

双子座、乙女座、射手座、魚座は「柔軟の星座」ないしは「変通の星座」に分類されます。
英語では、Mutable Signs.
「ミュータブル」とは「変化できる」の意味。
ほら、X-メンは「ミュータント」と呼ばれるでしょう?
変異したものがミュータント。

だから、柔軟宮は変身の星座なのです。
活動星座が始めたものを不動星座が安定させ、
それを変化させて、次のステージへと
橋渡ししていくのが柔軟の星座。
変化、フレキシブルな対応、そして適応力が
柔軟の星座のキーワードです。
双子座は柔軟に情報を取り入れて配信。
乙女座はその職人気質によって
この世界に小さな、でも確実な変化を引き起こします。

射手座は自由な旅人。
その地図は大きく柔軟です。

魚座は柔らかくすべてを包み込み、
ときに自分自身すら手放してしまうのです。
アメリカを代表する占星術家R.ハンドは、
著作『Horoscope Symbols』で
柔軟の星座はみな「知識」と関わると指摘しています。
双子座は身近な情報と知識を、
乙女座は実際的な技能を、
射手座は大きなヴィジョンや哲学を、
魚座は合理的な知識が及ばぬ領域への接触を象徴する、と。
柔軟の星座はしなやかな分だけ折れない、
逆説的に強いともいえますね。

あ、そうそう。
「柔軟星座」はミュータブルという言い方のほかに、
Common、コモンサインという呼び方もあります。
ラテン語で「co(ともに)」「munis( 奉仕する)」
が語源のコモン。
人々に奉仕する星座、ということでもある
といわれているのです。

いかがでしたか。
「活動」「不動」「柔軟」のちょっと聞き慣れない星座の分け方。
人はもともと、簡単には分類できない複雑なものですが、
星座を手がかりに、自分を多角的に知る

ひとつのきっかけになるのではないでしょうか。
また、西洋の歴史において、占星術が
どのような位置づけにあったのかを知る書籍が
いくつか出ています。

拙訳、拙著が多くなって恐縮なのですが、
まず手にとって欲しいのは
ニコラス・キャンピオンの『世界史と西洋占星術』(柏書房)。



世界と西洋占星術の関連を知る上では欠かせない一冊です。

また、あのホルストの『惑星』の元ネタになった占星術書は?

シェイクスピアは占星術を信じた?

そんな疑問にもお答えするのは拙著、
『占星術の文化誌』(原書房)。


タロット占いの歴史をひも解き、
図像の面白さも味わってみるなら
『タロットの秘密』(講談社現代新書)。


これは、意外と占い好きではない方にも
面白がっていただけているようで、嬉しい限り。

そしてそして。今、占星術クラスタ、
いや、オカルトクラスタかな?
の中で話題といえば、

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