惑星

愛の星、「金星」について

金星は愛の星。
愛の女神ヴィーナス、あるいはアフロデイーテの名前がついています。
そこで金星はたくさんの愛情をひきよせる力をもっているとされているのです。
でも、面白いことにバビロニアの時代には金星は戦争の星でもありました。
愛はその名前とは別に、大抵の場合、どこかで争いを生み出すものです。
ライバルがいたら当然そうなりますし、気づかぬうちに恋人と力関係を起こしているケースもよくあります。
愛ということが相手を自分にとって「特別にする」ということである以上、そこには争いのファクターが入るのは当然だということでしょう。
大事なのはそのことから眼をそらさないことだと思います。
自分自身を殺すことが愛ではないのです。
愛の中に含まれるダイナミックなエネルギーに触れることで、さらに大きな充足感を得ることができることでしょう。