リュウジアカデミー

エッセイ

新型インフルエンザと占星術

いま、世界に蔓延している新型のインフルエンザ。
不安ですよね。
この流行が占星術の上ではどうなるのか、という声をよく聞きます。

そもそも、占星術と「インフルエンザ」という言葉には深い関係があるのです。
また、インフルエンザは英語の「インフルエンス」(影響力)という言葉と関係があります。
インは「中へ」、フルーは「流れ込む」ということで、流れ込むことが「影響」となるのです。
そして、それは星の力が流れ込む、ということとして捉えられていました。

また、中世からルネサンスにかけて、占星術は大学の医学部で講じられてもいました。
さらに言うと、ウイルスが発見される以前には、いっせいに人びとが倒れてゆく疫病は星の影響だと考えられてもいたのです。
かのノストラダムスも本業は医師であったのは有名な話だと思います。

さて、現代の占星術では、疫病は土星と海王星のサイクルと深い関係にあるというのが定説でしたが、今回の流行はこれには当てはまりません。
占星術家のなかでも、日食、土星と天王星、木星と海王星とカイロンなど、新型インフルエンザとの関わりがある星のコンビネーションの「犯人候補」があげられていて意見の一致をみません。

いずれにしても、来年から再来年にかけて星の配置は激烈なものになっていきますから、何がおきてもおかしくはありません。
ですが、必要なことは冷静さを保ちつつ、手洗いやうがいといった基本的な予防を講じることでしょう。

パニックにならないことが、なによりも肝心です。