リュウジアカデミー

エッセイ

七夕

日本ロケット工学の父と言われる故・糸川英夫博士は、日本人は「星オンチ」だとおっしゃっていました。

日本の国旗を見ても、太陽がどんと真ん中にありますし、月を見て歌を読む風習はあっても、星についての風習や風俗はうんとすくないですからね。

でも、そんななかでも七夕だけは例外。

七夕は星を想う日です。

牽牛と織女は、わし座のアルタイルと、こと座のヴェガ。

1年に1度、雨が降らなければ、天の川を渡って2人は出会うという伝説が知られていますね。

もちろん、この2つの星は星座としての位置を変えない「恒星」ですから、実際に天の川を渡ることはありません。

それでも、ひときわ明るく輝くこれらの星に、恋人たちの姿を重ね合わせる昔の人のイマジネーションには、気持ちを動かされます。

星への想い、大事にしてみませんか?