リュウジアカデミー

フードセラピー

秋分の日の休息

夏が終わって、昼と夜の長さが等しくなる日、秋分。
ヨーロッパでは、秋分の日から秋が始まる、といわれています。
収穫作業もひと段落、日ごとに短くなる陽光を惜しみながら、野イチゴやぶどうを摘んで、ワインを作っていたそうです。
秋分の日に作るワイン。秋の息吹を十分に含んだ情緒あるものに仕上がるに違いありません。

まだ暑かった何週間前かがもう懐かしいです。

★★★★★★★★★

秋の英語・autumnの語源はラテン語で「豊潤の季節」という意味を持つ単語。
その名の通り、秋は実りの季節であるのは、皆さんもご存知でしょう。

その中でも今回注目してみたのは「ペコロス」という名の野菜。
名前を聞いても、ピンと来ない人がほとんどでしょうか。


写真を見て、「なんだ、玉ねぎじゃない」と思った方。
下の写真を見てみてください。


ガラスのお皿は直径6cmぐらい。
とっても小さくて可愛いでしょ?
これ、甘くて美味しいんです。

昔から玉ねぎはニンニクと並んで魔除けに使われてきました。
この小さい玉ねぎも例外でなく、子供たちのポケットに入れられたりネックレスにされたりと、さまざまなところで用いられてきました。

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まずは皮をむいて、蒸し器で蒸します。こうすると、素材そのものの味がにじみ出てくるんですよ。
あ、皮はまだ捨てないでね。後で使いますから。

その後、チコリーをお皿のようにしてペコロスを載せ、肉味噌・千切りにしたにんじんをトッピング。
素材感たっぷりの一口ディッシュのできあがりです。

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このペコロスで作るごはんには、しがらみを断ち切ってくれたり、心を落ち着かせる効果があります。
そういえば、秋って理由もなく物悲しくなったりするものですよね。
そんな、心に波風がたってしまった時、この料理を口にしてみてください。
食物そのものの甘さが体にしみわたり、きっとリラックスした気分になることでしょう。

★★★★★★★★★

さて、先ほどのペコロスの皮。
素敵な言い伝えがあって、ペコノスの皮を燃やし、燃えている間に願いごとを唱えると、その願いが叶うそうな…

ぜひ、試してみてくださいね。ただし、火事には気をつけて!