リュウジアカデミー

サバト

Imbolc(イモーク)


魔女たちは、全てのものにはサイクルがあり、死と再生を繰り返していると考えているのだそう。

上記の図のように、一年の周期を車輪のようなもの wheel of the yearと称し、永遠に季節はめぐりそのサイクルの中ですべての生命が活動していると受け止めているのです。

そして、季節の変わり目である八つの祝日に集い、事前の潮流と自分たちを同調させる儀式が行われています。

それを「サバト」と言い、現代の魔女術において最も重要な儀式であると言えるでしょう。

「サバト」は冬至、春分、夏至、秋分と、それぞれの季節を二等分するイモーク(2月2日)、ベルティーン(4月30日)、ルーナサ(8月1日)、サーオィン(10月31日)があります。

2月は英語でFebruary(フェブラリー)といいますが、これはもともと「清める」という意味があるのだそう。

キリスト教では、冬至と春分の中間地点にあたる2月2日を「キャンドルマス」と呼び、小さなロウソクに火を灯してこれから強くなっていく太陽の力を応援するそうです。

現代の魔女術においても、大サバトにあたる2月2日はイモーク(Imbolc)と呼ばれ、 自分の中にある「火」を呼び起こす儀式「火の祭典」が行われています。

鏡氏の著書『魔女と魔法学』によると、魔女はキャンドルに火をつけて、このように祈りをささげるのだそう。

「心に火を、精神に火を、体に火を、風に火を、そして、女神の火を!」

この季節は浄化の季節でもあり、過去のよどみを清めていくとき。不要なものを断捨離していくのもこの時期だそう。

また、新しい種子をまくときでもあり、魔女の団体によってはとくに新加入者を自分の団体にイニシエートするときに、この時期を選らぶことが多いといわれています。

キリスト教におけるキャンドルマスというのは、この季節に光を応援するためにキャンドルをともすことから重ねあわされたのでしょう。