リュウジアカデミー

惑星

占星術の主役は「星座」よりも「惑星」である

占星術における惑星の役割と意味を解説します。

占星術というと、「星座占い」を思い浮かべられる方が多いと思います。

朝のテレビなどの星占いを見ても、雑誌の占いを見ても、「牡羊座の人の運勢」だとか「蟹座の人の恋のかたち」などといった言葉が頻繁に出てくるわけですから、そういう印象を持たれても仕方がないことだとは思います。

しかしながら、それは正確な「占星術」ではありません。

たしかに、占星術では星座(サイン)は重要なファクターです。
しかし、実は主役は「惑星(プラネット)」なのです。

そもそも、占星術の始まりは古代バビロニアに遡ります。

そこでは、星と星を結びつけ星座が生れましたが、その星座以上に重要だったのが惑星です。
惑星とは、星座の間をぬって、行きつ戻りつしているように見える星。
占星術の伝統では太陽と月も、惑星として分類しています。

天文学的には、「太陽系」に属する地球から比較的近い天体のことですね。

こうした星は、地球から近いので動きがはっきり分かります。

太陽と月を除いては、星座の間を行ったり来たり、動いているように見えます。
そこで、こうした星は「さまよう星」、ギリシャ語での「プラネット」と呼ばれるようになりました。

プラネットという言葉は海の中の微生物である「プランクトン」と語源が同じ、といえばそのニュアンスがなんとなく分かりますよね。

こうした惑星は、占星術で用いる12の星座の帯の範囲を大体動いているので、どの星がどの星座にあるか、ということが判断の重要な基準になってきた、ということなのです。

伝統的には「太陽」「月」「水星」「金星」「火星」「木星」「土星」。

近代に入ってからは「天王星」「海王星」「冥王星」、さらにはそのほかの小天体なども占星術に取り入れられています。