リュウジアカデミー

大アルカナ

希望の象徴、「星」

タロット17番の札は「星」というカードです。
古くは星がひとつだけポツンと描かれていたり、あるいは占星術家が星を観測していたりといった絵が描かれていました。




17世紀頃からは裸の女性が星の下で川辺にひざまつき、そこで壷から水を注いでいるという様子の構図が定式化していきます。

この構図の由来はどうもはっきりしません。
似たようなものとしては、水瓶座の由来になった美少年ガニュメデスがあります。
それは、神酒ネクタルを注いでいる様子が星座になったというものです。

けれど、これはあくまでも少年であって、女性とは異なります。
もしかしたら、どこかで転写ミスが起こったのかもしれませんね。

いずれにしても、星は希望の象徴でした。
かつての船乗りたちが星を頼りに大海原に漕ぎ出したように、今も星は僕たちを見守っています。
このカードが表れたら新しい希望が生まれることでしょう。